C・ロナウドの代理人がモドリッチのUEFA年間最優秀賞受賞に憤怒 「馬鹿げている」
モドリッチに90ポイント差をつけられての2位に代理人のメンデス氏が激怒
欧州サッカー連盟(UEFA)は現地時間30日に欧州年間最優秀選手賞を発表し、レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが受賞した。今夏レアルからユベントスに電撃移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは投票で2位だったが、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が「馬鹿げている」と怒りを露わにしている。
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ロナウドは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で大会最多の15得点をマークし、レアルを大会三連覇に貢献。モドリッチ、準優勝したリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並び、最優秀選手候補の最後の3人に残っていた。
しかし、欧州60クラブの監督と55人のジャーナリストによる投票では、モドリッチがロナウドに90ポイントの差をつけて選出された。
ポルトガル紙「レコルド」によれば、メンデス氏はこの結果に激怒。「フットボールはピッチ上で行われるもので、クリスティアーノはそこで勝利している。彼は15ゴールを挙げ、レアル・マドリードを背負い、チャンピオンズリーグを再び制覇したんだ。馬鹿げている。恥ずべきことだ。受賞者は間違いなくクリスティアーノのはずだ。彼は最高だったのだから」と息巻いた。
ユベントスのCEO兼GMを務めるジュゼッペ・マロッタ氏も、受賞者がロナウドではなかったことに落胆を示し、「ジャーナリストや監督らの決定に何ら文句を言う気はないが、私だったらフットボールファンとしてクリスティアーノ・ロナウドに投票した」と語った。
なお、ロナウドは授賞式に姿を見せなかったが、マロッタ氏はこれについて「彼が欠席したのは個人的な選択であり、ユベントスとは関係がなく、尊重しなくてはならない」と述べている。
(FOOTBALL ZONE編集部)