レアル主将ラモス、“冷徹なPK”に反響 「パネンカの使い手に変身」「ソフトタッチ」

レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

ジローナ戦でアセンシオがPKを獲得すると、DFラモスがキッカーを務めて同点ゴール

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、現地時間26日のジローナ戦(4-1)でリーガ・エスパニョーラ15年連続ゴールの記録を達成。しかも、チップキックでPKを決め、海外メディアで「パネンカの使い手に変身」「“冷たい血”の持ち主」と報じられている。

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 絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに移籍した今季、誰がPKを蹴るのかは一つの注目ポイントだ。そんななか、主将ラモスは候補者の一人のようだ。

 敵地での第2節ジローナ戦、先制されて迎えた前半39分だった。スペイン代表MFマルコ・アセンシオがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、ラモスがPKスポットへ。しっかりと助走を取ると、ステップの駆け引きを入れながら相手GKを飛ばし、チップキックでボールを浮かせてゴール正面に蹴り込んだ。

 スペイン紙「マルカ」は、「マドリードのPKキッカーはクリスティアーノからセルヒオ・ラモスへ」と特集。「クリスティアーノの退団は多くの疑問を残した。なかでもPKキッカーはポルトガル人ストライカーが9年間独占してきた。しかし、その疑問は解決された。セルヒオ・ラモスだ」と見解を述べ、後半7分には元フランス代表FWカリム・ベンゼマがPKを蹴ったなかでも、ラモスを次期キッカーに指名している。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「パネンカスタイル」と報じ、スペイン紙「スポルト」も「セルヒオ・ラモスはパネンカの使い手に変身。彼はソフトタッチで中央に蹴った。“冷たい血”の持ち主だ」と伝えている。

 現地時間15日に行われたUEFAスーパーカップのアトレチコ・マドリード戦(2-4)でPKキッカーを務めた後、元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス氏は「個人的にはアタッカー陣がPKを蹴るべきだと思う」と疑問を呈したことが、英メディアで報じられていた。果たして、今季はラモスが大役を務め続けることになるのだろうか。

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