ヤングなでしこ大会初制覇に準優勝スペイン紙も感銘 「連係はメンタルでできていた」

スペイン紙が、日本の戦いぶりについて感銘を受けている【写真:Getty Images】
スペイン紙が、日本の戦いぶりについて感銘を受けている【写真:Getty Images】

スペインを上回る試合後者ぶりでU-20女子大会初制覇

 ヤングなでしこの愛称を持つU-20女子日本代表が、現地時間24日にフランスで開催されたU-20女子ワールドカップ(W杯)決勝でスペインを3-1と撃破し、初の優勝を飾った。この戦いぶりについて、スペイン紙「エル・パイス」は自国の準優勝を称えるとともに、日本の戦いぶりについても感銘を受けている。

 スペイン女子サッカーはバルセロナやレアル・マドリードなどによるリーガ・エスパニョーラ女子が体系化し、また代表もボールを保持して戦うスタイルで急成長。今大会決勝進出の躍進を果たした。ペドロ・ロペス監督率いるチームは日本戦でもポゼッションを高めて勝負に打って出た。

 スペインらしい戦いぶりについて、記事では「スペインは世界に発見された」のタイトルで「彼女たちはすでに歴史を作った。そしてボールを保持し、最後まで競争しようとした」と称賛。同時に、日本の巧みな試合運びについてこう触れている。

「スペインはゲームを支配するベストの形は、ボールをコントロールすることだと知っていた。ただその一方で、日本もそれを望んでいた。また球際で勝利すれば上手く守備ができ、どのタイミングでどう攻撃できるかを知っていた」

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