ドルトムント香川は当落線上? 独紙が立場分析「ファブレ監督は高く評価していない」
独紙がドルトムントの中盤分析、新戦力のヴィツェルやデラネイの活躍に期待する一方…
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間24日に2018-19シーズンが開幕し、香川真司が所属するドルトムントは26日にRBライプツィヒと対戦する。これを前にドイツ紙「ルール・ナハリヒテン」はドルトムントの中盤勢をチェック。「オプションは豊富だが、当落線上の選手も数名いる」と伝え、香川について厳しい見方を示した。
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同紙は中盤の9選手について考察。今季新加入のベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルについては、中盤の主軸となることが期待されているとし、これまでのテストマッチやトレーニングでのパフォーマンスどおりにいけばチームの新たな頭脳となるだろうと称賛した。
同じく新加入のデンマーク代表MFトーマス・デラネイについては、パスの精度こそもっと向上させる必要があるものの、ボール奪取に長けた疲れ知らずのファイターだと評価。ドルトムントの課題だった一対一での弱さは過去のものとなったと期待を綴っている。
一方、香川については「物静かな彼は、最初の公式戦でメンバーにすら入らなかったことに苛立ちを覚えているかもしれない」と、遠征メンバーから外れたDFBポカール1回戦のグロイター・フュルト戦を振り返った。そのうえで、香川がスタメンの当落線上にいることを示唆している。
「確かに、彼はワールドカップの後、遅れてチームに合流したばかりだった。とは言え、(ルシアン・)ファブレ監督は29歳の彼をあまり高く評価していないようだ。確かなことは、まずは彼が再びアピールをしなくてはならないということ」
新監督の下、戦力を整えたチームにあってスタメン奪取を目指す香川。今夏の移籍話も過熱しているが、開幕前の下馬評を覆して充実したシーズンを送ることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)