ベイルは「C・ロナウドの道を辿る必要ない」 レアル同僚、“穴埋め役”ではないと強調
開幕戦で今季初ゴール、試合後にDFナチョが“新エース”についてクラブ公式サイトで語る
レアル・マドリードは現地時間19日に、日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェとリーガ・エスパニョーラ開幕戦を戦い、2-0で勝利を収めた。今夏ユベントスに去った絶対的エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“穴埋め役”として、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルのプレーに注目が集まっているが、同僚のスペイン代表DFナチョは「それを証明する必要はない」と主張。レアル公式サイトが試合後のコメントを伝えている。
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フレン・ロペテギ新監督の下、シーズン開幕戦に臨んだレアルは、前半20分にスペイン代表DFダニエル・カルバハルのゴールで先制。1点リードで迎えた後半6分、相手DFのトラップミスからスペイン代表MFマルコ・アセンシオが敵陣内でボールを奪うと、相手選手を振り切り左サイドからペナルティーエリア内ファーサイドのベイルへとパス。ベイルはそのままダイレクトでゴールネットに叩き込んだ。
ナチョは試合後、クラブ公式サイトにコメントを残し、「この勝利に我々はみんなハッピーだ。チームは用心深かったし、真剣だった。私たちのファンの前で勝って、良い形でスタートしたいと思っていた。ゲームを支配できたし、試合にはとても満足している。この自信をつなげていかなければならない」と開幕戦での勝利について満足感を示した。
また、2点目を決めたベイルについては、「ロナウドの道を辿る必要はない。彼は私たちにとって非常に重要な選手で、ここで多くの勝利を手にしてきた。何も証明する必要はない。みんなに信頼されているし、すごく良いパフォーマンスをすると確信している。観衆はベイルについていて、彼もレアル・マドリードでとてもハッピーだろう」と、昨季までのパフォーマンスによりチーム内でもサポーターからも、すでに厚い信頼を得ていると強調していた。
開幕戦で幸先良く、今季のリーガ初ゴールを決めたベイル。爆発的なスピードを武器に、レアルに在籍した過去5年間で最多だった2015-16シーズンのリーグ戦19得点を超えるゴール数を、今季叩き出せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)