衝撃の誤審が生んだ「ゴーストゴール」に海外騒然 「横の穴を通っただけなのに…」

サイドネットの穴を通過しゴール判定される珍事がオランダで発生した(写真はイメージです)  【写真:Getty Images】
サイドネットの穴を通過しゴール判定される珍事がオランダで発生した(写真はイメージです) 【写真:Getty Images】

サイドネットの穴を通過しゴール判定される珍事がオランダで発生

 オランダのカップ戦で信じられないような誤審が起き、物議を醸している。現地時間18日に行われたKNVBカップ1回戦のGOES対スタップホルストで、目を疑うようなゴールが生まれたと、地元メディアがこぞって取り上げている。

 スタップホルストが2-0とリードして迎えた場面、相手最終ラインの裏を突き前に出てきたGKもかわすと、そのまま無人のゴールへとシュート。しかし、ボールはポストの外側を通過してしまい、3点目を奪うには至らなかった。だが次の瞬間、主審はまさかのゴール判定を下した。

 この誤審が生まれた原因は、ゴールのサイドネットに穴が空いていたため。スタップホルストの選手が放ったシュートは、ゴールポストの外側からサイドネットに引っかかるはずが、穴をすり抜けゴールの中へ。副審と主審がともにそれを確認できず、もちろんGOESの選手は猛抗議でレフェリーに詰め寄ったが、判定が覆ることはなかった。

 ベルギーメディア「HLN.BE」では、「明確なサイドネットだが、奇妙な“ゴーストゴール”が認定」と見出しを打って特集。GOESの選手全員が束になって猛抗議した様子も綴り、「GKは何が起こっているのか理解できず、ただただボールが横のネットの穴を通っただけなのにと主審に訴えるも、覆すことはできなかった」と伝えている。

 唖然とするような誤審によって誕生した“ゴーストゴール”もあって、GOESは試合にも0-4と完敗。この日はあまりに不運で散々な一日となってしまった。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング