メッシが頭脳的な“コロコロFK”で再び魅了! スペイン紙も「新必殺技」に認定
アラベスの壁下を通すグラウンダーFKで、貴重な先制点を叩き込む
バルセロナのFWリオネル・メッシは、現地時間18日に行われたリーガ・エスパニョーラ開幕戦のアラベス戦で2ゴールを挙げ、連覇に向けて3-0快勝発進に大きく貢献した。特に絶妙だったのは、先制点となった直接FKだ。ジャンプした壁の下をグラウンダーで抜く技ありの一撃となったが、スペイン紙「マルカ」はこの“コロコロFK”がメッシの「新たな必殺技」だと紹介している。
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MFアンドレス・イニエスタがJ1ヴィッセル神戸に去ったバルサ。アラベス戦はボールを保持しながらもゴールを決めきれない時間帯が続き、メッシが前半に放ったFKもクロスバー直撃に終わっていた。
しかし後半19分、メッシのスキルが炸裂する。自らの突破で得たゴール前正面約22メートルの位置で、再びキッカーを務める。メッシは助走から左足を振ると、ボールはいつもの鮮やかな弾道ではなく、グラウンダーの軌道に。虚を突かれたアラベスの壁の足下を抜け、GKフェルナンド・パチェコの手を弾いてゴールラインを越えた。
バルサにとってリーガ通算6000ゴールの節目となったファインゴールに、本拠地カンプ・ノウは大いに沸いたが、この“コロコロFK”はメッシの新たな引き出しとも言える。まず印象的だったのは昨季リーガ第25節ジローナ戦(6-1)でのこと。前半11分に壁5枚をあざ笑うかのようなグラウンダーFKを突き刺していた。