W杯日本戦出場FWが美技! 反転ループトラップ→ジャンピング弾に称賛「最上級」

FWバルデスが圧巻スキルを披露した【写真:Getty Images】
FWバルデスが圧巻スキルを披露した【写真:Getty Images】

10年W杯日本戦でプレーした元パラグアイ代表FWバルデスが圧巻スキル披露

 かつて日本代表の前に立ちはだかったストライカーが圧巻のスキルを披露した。パラグアイ1部リーグのセロ・ポルテーニョが14日、後期リーグ第5節CAトレス・デ・フェブレロ戦で3-1と勝利。元パラグアイ代表FWネルソン・バルデスが美技からゴールを陥れ、「最上級」「空中でボールをコントロール」と称賛されている。

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 バルデスと言えば、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本代表を苦しめ、さらにDF駒野友一(現アビスパ福岡)を励ました選手として記憶している人も多いだろう。日本とパラグアイの一戦は激闘の末、0-0のままPK戦にまでもつれ込み、バルデスも含めて5人が成功させたパラグアイが勝利(8強でスペインに0-1敗戦)。試合後、PKを外して涙を見せる駒野の側に歩み寄り、優しく言葉を掛けたのがバルデスだった。

 そんなバルデスが圧倒的な母国リーグで圧倒的な輝きを放つ。トレス・デ・フェブレロ戦でアウェーのセロ・ポルテーニョが前半終了間際に先制点を奪うと、後半早々にも追加点。さらに2-1で迎えた後半アディショナルタイムに34歳のバルデスが魅せた。

 中央から右サイドにパスが通ると、ヘディングで中央に折り返されたボールに反応したのがバルデスだ。ゴールに背を向ける形でトラップしたバルデスだったが、右足でふわりと空中にボールを浮かせると、そのまま素早く反転。そのままゴール前に向き直すと、ジャンピングシュートで流し込んだ。

 クラブ公式ツイッターではバルデスのゴールを速報し、「AAA(最上級)ゴール」と称賛。さらにパラグアイ紙「ABC」も「バルデスが空中でボールをコントロールし、巧みに収め、ターンからゴールを陥れた」と絶賛している。

 かつてブレーメンやドルトムントなど欧州クラブで活躍した男は、34歳となった今も色褪せない存在感を母国で示している。

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