浦和の西川と槙野が高らかに宣言 「Jリーグを盛り上げたい」

東アジア杯を通じたJリーグの活性化

 今回のハリルジャパンは、浦和から5人、G大阪から6人が選出されるなど、23人中17人が広島とFC東京を加えた年間順位の4位までに入っているチームから選ばれた。槙野は「Jリーグの結果やプレーが左右している印象がある。代表という素晴らしい場所は、チームの結果やプレーが評価される場所だとあらためて思っている」と、リーグでの活躍を評価するハリル監督の代表選考基準がリーグ戦に対するモチベーションに良い効果があると語る。
 ハリル監督は「A代表のおそらく50パーセントほど国内組が入ってくる」と、Jリーグを重要視している。より多くの観客が入ったスタジアムの中でプレーすることは、リーグ の価値とレベルを上げる大きな助けになる。そのためにも、代表選手たちには自分たちのプレーでJリーグへの関心を高めたいという思いがある。
 日本代表選手たちが先頭に立ち、各地で夏の暑さを吹き飛ばすような爽快感のある熱戦が繰り広げられることを期待したい。それが、日本サッカー全体にとって最大の利益になるはずだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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