浦和の西川と槙野が高らかに宣言 「Jリーグを盛り上げたい」

注目の日本代表対決

 浦和からハリルジャパンに選出されたGK西川周作と、DF槙野智章のコンビが、東アジアカップを通じてJリーグの盛り上げに大きな意欲を示している。
 25日のリーグ戦は、東アジアカップの日本代表メンバー発表後初のゲームとなる。国内組のみで構成された代表チームだけに、全国各地で行われるJリーグのゲームで代表選手たちが躍動することになる。浦和も永井謙佑、川又堅碁の両FWを擁する名古屋と対戦する。GK西川や、DF槙野らの日本代表対決に耳目が集まっている。
 西川は「対戦相手に注目されている選手がいるのは、GKとしてモチベーションになる。レッズにも代表選手 がいる。明日は川又、永井ではなく、レッズの代表選手が活躍して次の日の新聞の一面になってほしい」と意気込み、槙野も「レッズは前節に負けている。それを払拭(ふっしょく)するためにも、この試合の結果が重要視される。前回の敗戦からさらに成長した姿を見せるという意味で、違いを見せる。その上で、代表選手としての違いを見せなければいけない」と、気持ちを高めている。
 彼らは共通して東アジアカップを通じてJリーグの注目度を高め、国内のサッカーを盛り上げたいという思いを持っている。
「止めるだけがGKじゃない時代で、それは他のGKにない部分だと思っているから、そういうところを出していきたい。タイミングとして、国内組がどこまでできるのかを試される大会だと思 っている。選ばれた選手は責任を持ちながらやっていかなくてはいけない。とにかく結果を求められる。見ている人に、国内組は良いなと思ってもらえれば、Jリーグも盛り上がる」(西川)
「チームから何人も選ばれている中で、Jリーグの期待値や選手を見るハードルが上がっている。それに見合ったプレーや結果を出さなくてはいけない。東アジアカップを通じて、さらに国内組に興味を持ってくれて、スタジアムに足を運んでくれる方が増えるようなサッカーを見せなくてはいけない。見ていて楽しい、見ていて気持ちの入った熱いプレーを見せてくれたと言われるプレーを見せて、たくさんの方に興味を持ってもらわなくてはいけない。今回の国内組の選出を良いキッカケに、選手たちの顔と名前をもっ と覚えてもらえるようにしたい」(槙野)

 

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