バルサ、イニエスタ退団後の新主将は… メッシら“ラ・マシア出身者4人衆”制を導入

(左から)MFセルジ・ロベルト、FWメッシ、DFピケ、MFブスケッツ【写真:Getty Images】
(左から)MFセルジ・ロベルト、FWメッシ、DFピケ、MFブスケッツ【写真:Getty Images】

メッシ、ピケ、ブスケッツ、S・ロベルトの4人でイニエスタの後を引き継ぐ

 J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、11日のリーグ第21節ジュビロ磐田戦(2-1)で鮮やかなテクニックから来日後初ゴールを決め、日本だけでなく母国スペインなどでも大きく報じられた。そのイニエスタが去ったバルセロナだが、クラブは昨季までキャプテンを務めたイニエスタを継ぐ役割をアルゼンチン代表FWリオネル・メッシら“生え抜き4人衆”に任せると発表している。

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 バルサはこれまで黄色と赤のカタルーニャカラーであるキャプテンマークを、MFペップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)、DFカルレス・プジョル、MFシャビ(現アル・サッド)、そしてイニエスタと「ラ・マシア」と呼ばれる育成組織出身の選手たちに預け続けてきた。

 今回は数年ぶりのキャプテン交代となったが、クラブの公式ツイッターで4選手がキャプテンマークを分け合うように持つ姿を写真に収めている。

 それは前述の選手たちと同じく、育成組織を経てバルサで主力となったメッシ、スペイン代表DFジェラール・ピケ、MFセルヒオ・ブスケッツ、そしてMFセルジ・ロベルトだ。全選手を手塩に育てたということもあり、バルサ側も「ラ・マシアの誇りだ」と強いメッセージを発している。

 イニエスタらが脈々とつないできたバルサイズムをメッシらがピッチ内外でどう引き継ぐのか。リーガ・エスパニョーラ連覇と2014-15シーズン以来となるUEFAチャンピオンズリーグ制覇に向けての大命題となりそうだ。

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