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大型補強のマンU、新ストライカーの獲得はなしで新シーズンへ?
ストライカー2人が抜けた前線
マンチェスター・ユナイテッドは今オフに新たなストライカーの補強を行わず、シーズンを迎える可能性があると、英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じている。
今夏はすでに、総額8000万ポンド(約150億)近くを費やし、FWメンフィス・デパイやMFバスティアン・シュバインシュタイガー、MFモルガン、シュナイデルラン、DFマッテオ・ダルミアンといった選手を続々と獲得。昨夏に続き、積極的な補強を行っている。
ただし、ロビン・ファン・ペルシー(フェネルバフチェ)、ラダメル・ファルカオ(チェルシー)の2人が退団した前線に は、これまでにバイエルンのFWロベルト・レバンドフスキやトーマス・ミュラー、パリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニといったタレントの獲得がうわさされてきた。
しかし、記事によると、ユナイテッドがストライカーに関して、現有戦力のままシーズンに臨む可能性があるとしている。
鍵になるのは、主将のウェイン・ルーニーとなるだろう。昨季は負傷者が相次いだセントラルMFでの起用もあり、シーズン14得点に終わった。しかし、それもファン・ペルシーやファルカオの存在があったからこその起用法だ。その2人が退団した今季、ルイス・ファン・ハール監督は、チームの柱であるイングランド代表FWを4-3-3のセンターフォワードして固定する方針だ。
バックアッパーと なりそうなのは19歳と若いイングランド人FWジェームズ・ウィルソンと、昨季はレアル・マドリードへとレンタル移籍していたメキシコ代表の“チチャリート”ことハビエル・エルナンデスだ。後者は鎖骨骨折によって離脱していたものの、25日に行われるバルセロナとのインターナショナル・チャンピオンズカップでメンバー入りすることを指揮官が明言している。