17戦15発のイブラヒモビッチ、“24分間の大爆発”に英紙感嘆 「衝撃のハットトリック」

LAギャラクシーのFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
LAギャラクシーのFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

MLS移籍後初のハットトリックで劇的な逆転勝利を演出

 米MLS(メジャーリーグサッカー)LAギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、現地時間29日に行われたオークランド・シティ戦(4-3)で移籍後初の1試合3得点をマーク。海外紙も「衝撃のハットトリック」と健在ぶりを報じている。

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 1-2で迎えた後半2分、イブラヒモビッチが左サイドからのクロスをバックステップしながらの打点の高いヘッドで流し込んでまずは同点。その後、再び勝ち越しを許してビハインドを背負ったなか、同22分にはペナルティエリア右からのクロスにダイビングヘッドで合わせ、相手GKの手を弾き飛ばしてネットを揺らした。そして、トドメは後半26分、左サイドからのクロスのこぼれ球を胸トラップすると、ワンバウンドさせて右足を一閃。豪快な低空弾で勝ち越しゴールを決め、劇的な逆転勝利に導いた。

 わずか24分間で3得点を叩き出して見せたが、米スポーツ専門放送局「ESPN」のスタッツ解析部門のツイッター「ESPN Stats & Info」によると、イブラヒモビッチのハットトリックは2017年2月26日のUEFAヨーロッパリーグ・サンテティエンヌ戦(3-0)以来で、MLS移籍後初。クラブ史上20回目のハットトリックになったという。

 英紙「デイリー・メール」は、「イブラヒモビッチがLAギャラクシーを鼓舞する衝撃のハットトリック」と見出しを打ち、LAギャラクシー移籍後の17試合で15得点とゴールを量産しているベテランストライカーの健在ぶりを報じている。

 イブラヒモビッチは今年10月に37歳となるが、長年サッカー界を牽引してきたカリスマの辞書には“衰え”の二文字はないのかもしれない。

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