ニューカッスル移籍合意の武藤に勲章 オーウェンら伝説的FWと肩を並べた記録とは?

古豪ニューカッスルへの移籍が決定的となっている武藤【写真:Getty Images】
古豪ニューカッスルへの移籍が決定的となっている武藤【写真:Getty Images】

移籍金は1000万ポンドで合意に達し、クラブ史上13人目の“8桁プレーヤー”が誕生予定

 日本代表FW武藤嘉紀は、かねてから噂があったイングランドの古豪ニューカッスルへの移籍でクラブ間合意。メディカルチェックを終え、労働許可証の発行が済めば正式発表される予定となっており、この移籍が成立すればニューカッスルにとって13人目の“8桁プレーヤー”となるようだ。英スポーツメディア「フットボール365」が報じた。

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 FC東京の下部組織で育った武藤は、慶應大学へと進学し、14年にFC東京とプロ契約。その後、15年の夏にマインツ移籍を果たし、3シーズンでリーグ戦66試合に出場して20ゴールを奪取した。先のロシア・ワールドカップ(W杯)でも日本代表メンバーに選出され、出場機会こそ限られたが、ベスト16に進んだチームの一員としてその名を刻んだ。

 そんな武藤に目をつけたのが、プレミアリーグの古豪であるニューカッスルだった。ニューカッスルとマインツは移籍金1000万ポンド(約14億6000万円)でクラブ間の交渉がまとまり、個人の条件面でも合意。現在は労働許可証の発行待ちで、これが発行されれば正式に移籍が決定すると伝えられている。

 また、移籍が成立すればニューカッスルが獲得した選手のなかで、13人目の8桁プレーヤー(1000万ポンド以上)となる武藤。これまでには“ワンダーボーイ”と呼ばれた元イングランド代表FWマイケル・オーウェン(1600万ポンド/23億3000万円)やニューカッスルの英雄的存在である元イングランド代表FWアラン・シアラー(1500万ポンド/21億8000万円)、現在はリバプールに所属するオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムなどがおり、数々の記録を作ってきた選手たちと肩を並べることになりそうだ。

 もちろんアジア選手では初となることからも、いかに武藤が期待されているかが分かる数字となっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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