ニューカッスル移籍合意の武藤、ファンは熱烈歓迎 「良い契約」「日本人版シアラー」

古豪ニューカッスルへの移籍が決定的となっている武藤【写真:Getty Images】
古豪ニューカッスルへの移籍が決定的となっている武藤【写真:Getty Images】

ベニテス監督が獲得を熱望し、移籍金14億円で移籍合意

 ドイツ1部マインツの日本代表FW武藤嘉紀は、イングランドの古豪ニューカッスル移籍でクラブ間合意に達している。メディカルチェックを終え、労働許可証の発行待ちであることがニューカッスル公式ツイッターで報じられると、「良い契約だ」「日本人版シアラー」と歓迎モードに包まれている。

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 FC東京の下部組織で育った武藤は、2010年に2種登録選手としてトップチームに登録されるも、翌年に慶應大学へ進学。在学中も12年から特別指定選手となっており、14年にFC東京とプロ契約を結んだ。1年目で13ゴールを決め、Jリーグ新人最多得点タイ記録をマークすると、ルーキーでは史上3人目となるJリーグベストイレブンを受賞。そして15年夏、マインツ移籍を果たした。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーにも選出され、順調なキャリアを歩んでいる武藤。ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督が武藤の獲得を熱望していると報じられるなか、27日にニューカッスルがマインツと移籍合意に至ったことを発表した。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」などでは移籍金950万ポンド(約14億円)と報じられ、ニューカッスル公式ツイッターも武藤がすでにメディカルチェックを済ませ、労働許可証の発行を待っている状態であることを28日に伝えた。すると、コメント欄には「ようこそ、ヨシ!」「良い契約だ」「日本人版シアラー」「彼は良いエンジンを持っている」「理想的な人材」と、元イングランド代表FWアラン・シアラーになぞらえるなど海外ファンから熱烈な歓迎メッセージが並んだ。

 かつてチェルシーからも獲得オファーを受けた武藤がついにプレミア上陸。昨季10位だった古豪を上位に導けるか、26歳となった日本人アタッカーの新たなる挑戦に期待が高まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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