「ハセが言ってました?」 西野監督が驚嘆、選手に謝罪で団結「本意でない選手も…」

西野監督がポーランド戦のパス回しについて、改めて選手たちに謝罪したと明かした【写真:Getty Images】
西野監督がポーランド戦のパス回しについて、改めて選手たちに謝罪したと明かした【写真:Getty Images】

W杯ポーランド戦のパス回しで賛否、西野監督がチーム内ミーティグで言及

 日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦ベルギー戦に臨むなか、30日に取材に応じた西野朗監督は、W杯グループリーグ第3戦ポーランド戦(0-1)の終盤で消極的なパス回しを選択した件について、改めてミーティングで選手たちに謝罪したと明かした。

 日本はポーランド戦に引き分け以上で自力でのグループリーグ突破が決まるなか、後半14分に被弾。そのまま終えると他会場のコロンビア対セネガル戦の結果次第という状況となり、この時点では日本も反撃の意思を見せていた。だが後半29分にコロンビアが先制した情報が日本ベンチに入ると状況が一変。後半37分、FW武藤嘉紀に代わってMF長谷部誠を投入し、以降の日本はリスクを負って攻めるのを止めた。

 失点せず、イエローカードも受けずに終えるというプランの日本は、後方で安全なパス回しを徹底。結果的にイエローカード2枚差の「フェアプレーポイント」でセネガルを上回り、三度目の16強進出を決めている。

 ポーランド戦直後の会見で意図を説明していた西野監督だが、チーム内のミーティングで改めて選手たちに直接謝罪したという。キャプテンのMF長谷部誠がそのひと幕を語っていたことを聞いた西野監督は「あ、ハセが言っていましたか?」と一瞬驚くと、すぐさま「会見で話したことですよ」と続けて次のように語っている。

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