悪童の新天地

　トルコの強豪ベジクタシュが、リバプールFWマリオ・バロテッリ獲得に動いていると、トルコ地元紙「ハベルトゥルク」が報じている。
　2014年夏に、大きな期待を背負ってリバプールに加入したバロテッリ。しかし、2年半ぶりとなるプレミアリーグの舞台では輝くことができず、リーグ戦はわずかに1得点と、周囲を大きく失望させた。その悪童の復活に、トルコリーグ13度優勝の強豪が手を差し伸べているようだ。
　
　ベジクタシュには元チェルシーのFWデンバ・バが所属していたが、このセネガル代表は今季限りでの退団が濃厚となっている。ニューカッスルでもプレーした30歳のバは、再びプレミアリーグへの復帰を目指しているという。そのため、ベジクタシュも新たなエースの確保に動いている。
　ピッチ内外で問題を起こすなど、特大の才能を生かしきれぬまま、8月には25歳を迎えるバロテッリ。来季、自身5クラブ目となる新天地としてトルコを選択するのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images