チェルシー、来季監督最有力サッリ氏との契約見送りか 問題視される“暴言”とは?

チェルシーが来季監督の最有力とされてきた、ナポリのサッリ前監督との契約を見送る可能性が浮上している【写真:Getty Images】
チェルシーが来季監督の最有力とされてきた、ナポリのサッリ前監督との契約を見送る可能性が浮上している【写真:Getty Images】

ナポリ前監督のサッリ氏、かつての言動によりプレミア行きが消滅の可能性も

 イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、来季監督に最有力とされてきたナポリのマウリツィオ・サッリ前監督との契約を見送る可能性が浮上しているという。英紙「サン」やイタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じた。

 チェルシーは今季限りでアントニオ・コンテ監督が退任することが濃厚となり、後任はナポリを復活に導いた戦術家であるサッリ氏が最有力とされていた。元銀行員の肩書を持ちイタリア6部からの叩き上げという異色のキャリアを持つサッリ氏だが、ここにきてチェルシーが方針転換の兆しを見せているという。

 注目されているのは、2016年1月にインテルと対戦した際、サッリ氏が当時の相手監督ロベルト・マンチーニ氏に放った暴言だという。その試合中、サッリ氏はマンチーニ氏と口論になり「オカマ野郎!」と叫んだことがイタリア国営放送「RAI」の中継でも問題視されていた。

 チェルシーはサッリ氏の言動を問題と捉えており、契約を見送るとともにパリ・サンジェルマンなどで監督経験を持つフランス人のローラン・ブラン氏を招聘する方針に動きつつあるという。

 当時に暴言を吐かれたマンチーニ氏は、先日イタリア代表監督に就任した。サッリ氏は、我を失って放った罵声によってプレミア行きのチャンスを失うことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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