ジダン監督、CL3連覇を置き土産にレアル電撃辞任 「正しい決定だと思っている」と理由も告白
史上7人目となる選手・監督でCL制覇…今季3連覇で「変化が必要だった」と決断
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が31日、辞任を発表した。2016年1月にBチームの監督から昇格したフランス人指揮官は前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を置き土産にクラブを去る。
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現役時代にもレアルでCL優勝を経験していたジダン監督は16年1月にラファエル・ベニテス前監督(現ニューカッスル)の後任として就任。同年5月にはアトレチコ・マドリードを下し、史上7人目となる選手・監督の両方でのCL制覇を成し遂げた。
翌2016-17シーズンにはCL連覇を成し遂げるとともに、リーガとの二冠も達成。そして今季はついにCL3連覇を実現した。
キエフの地でリバプールを3-1で下した決勝戦からわずか5日。ジダン監督は記者会見に臨み、「みなさんにとっては奇妙なタイミングかもしれないが、私は正しい決定だと思っている」と辞任を発表。「このチームは勝ち続けなければならない。3年が経ち、変化が必要だった」と決断の理由を明かした。
会見に列席したフロレンティーノ・ペレス会長は「(辞任は)予期していなかった」「誰もこのようなニュースを受け入れる準備はしていなかった」と驚きを隠せない様子だった。それでも「私は彼のことを選手として、監督として誰よりも愛している」と話し、リスペクトを持って決断を尊重した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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