ベイルが思わぬ形で古巣に恩返し? レアルのCL優勝にトットナムが歓喜した理由
リバプールのCL決勝敗戦がトットナムに与えた好影響
リバプールは26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリードと対戦し1-3と敗れ、13シーズンぶりの欧州制覇にあと一歩届かなかった。イングランド勢としても2011-12シーズンのチェルシー以来の戴冠を逃したが、リバプールの敗戦により、プレミアリーグでライバル関係にあるトットナムが恩恵を受けることになるという。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
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同記事では「なぜギャレス・ベイルの2ゴールはスパーズにとって巨大な後押しになるのか」との見出しを打って特集。かつてのエースであるレアルのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、リバプールを撃破する立役者となり、それが結果的に古巣を救うことになったという。
その理由は、来季のCLにある。大会の組み合わせ抽選会に向け、ポット分けが行われるわけだが、リバプールの敗戦はそのポット分けに影響をもたらすことになるという。
レアルは今季のリーガ・エスパニョーラ優勝を逃しているため、仮にCL決勝で敗れていたらポット2に配置されることになり、その場合はリバプールが優勝チームとしてポット1に入っていた。
そしてそうなった時は、トットナムにも影響が及んでくる。今季のリーグ戦を3位で終えている同クラブは、リバプールがポット1に入った場合、ポット3まで追いやられてしまうのだ。