CL決勝の主役はレアルの“暗殺者” 英紙がベイルの衝撃弾以上に重要なシーンと認定

英紙がベイルの衝撃弾以上に重要なシーンと認定したのは、ラモスとサラーの問題のシーンであった【写真:Getty Images】
英紙がベイルの衝撃弾以上に重要なシーンと認定したのは、ラモスとサラーの問題のシーンであった【写真:Getty Images】

ラモスと交錯したサラーは負傷退場、レアルが優位に試合を運ぶ展開に

 レアル・マドリードは現地時間26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でリバプールを3-1で下し、前人未到の3連覇を達成した。リバプールGKロリス・カリウスの凡ミスやレアルMFギャレス・ベイルのスーパーゴールなど、勝敗を分けるポイントはいくつかあったが、英紙「ザ・サン」はそのなかでも特に重大なシーンがレアルの”アサシン・クリード”によってもたらされたと伝えている。

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「レアル・マドリードの憎まれ役セルヒオ・ラモスは、リバプール撃破の立役者となったギャレス・ベイルに引けを取らない最も重大な任務を遂行した」

 同紙はこのように見出しを打って特集したが、レアルの主将であるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスにその局面が訪れたのは前半25分だった。

 リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、右サイドでボールを受けると持ち前のスピードで縦への突破を図った。しかし、マークに入ったラモスが腕を絡めてこれをブロックし、両者とも激しく転倒。その際、左肩をピッチに打ちつけてしまったサラーは、最終的に負傷交代を余儀なくされ、号泣しながらピッチを去った。

 エース不在となったリバプールはその後、武器とする爆発的な攻撃力が影を潜め、一転して押し込まれる時間が増していった。そして、守護神カリウスがスローとキャッチで二度のミスを犯し、レアルの3連覇を目の前で見届ける格好となった。結果的に、レアルの勝負強さと経験が随所に発揮された試合となったが、記事ではラモスとサラーの問題のシーンを徹底的に振り返った。

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