J1神戸、スペイン代表MFイニエスタの加入を正式発表! 歴史に残るビッグディール成立

イニエスタの神戸加入が発表された【写真:Getty Images】
イニエスタの神戸加入が発表された【写真:Getty Images】

バルサが生んだ稀代の名手が加入、ポドルスキと共闘へ

 J1リーグのヴィッセル神戸は24日、今シーズン限りでバルセロナを退団したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの獲得を正式に発表した。

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 イニエスタはバルセロナの下部組織に加入した12歳の頃から、20年以上にわたってバルサひと筋を貫いてきた。2002-03シーズンにルイス・ファン・ハール監督(当時)の下でトップチームデビューを飾ると、フランク・ライカールト監督時代にレギュラーを獲得。2008年にはスペイン代表にとって悲願となる欧州選手権(EURO)初制覇に貢献した。

 ゲームメーカーとして飛躍を遂げたのは08-09シーズン、ジョゼップ・グアルディオラ監督就任によってだ。MFシャビ・エルナンデスやMFセルヒオ・ブスケッツとの中盤トライアングルによって、圧倒的なポゼッションサッカーを具現化。FWリオネル・メッシら前線の圧倒的な決定力をサポートし、三冠達成などクラブの一時代を築いた。また代表でも10年南アフリカ・ワールドカップ初優勝、12年EURO連覇の中核として活躍した。

 今季、出場時間数が減少したこともあり、イニエスタは退団を決断。その移籍先候補は当初、中国と見られていたが、バルセロナのメーンスポンサーを務める楽天株式会社の三木谷浩史会長兼社長らの尽力もあって、神戸入りが実現した。Jリーグ史に残るビッグディールは、日本サッカーにとってかけがえのない財産となるのは間違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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