レバンドフスキの握手拒否にバイエルン同僚DFが苦言 「監督は絶大なるボスだ」

レバンドフスキの握手拒否に、バイエルン同僚DFボアテングが苦言を呈している【写真:Getty Images】
レバンドフスキの握手拒否に、バイエルン同僚DFボアテングが苦言を呈している【写真:Getty Images】

ボアテングがハインケス監督をリスペクトすべきと厳しく言及

 バイエルン・ミュンヘンのDFジェローム・ボアテングが、同僚のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの指揮官に対する態度に言及。72歳の名将ユップ・ハインケス監督をリスペクトし、感情をコントロールしなければならないと苦言を呈した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。

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 事の発端は、5日に行われたブンデスリーガ第33節のケルン戦(3-1)。先発したレバンドフスキは後半16分にゴールを決めたが、後半32分に交代を言い渡された。同選手はこの指揮官の決断に不満を示し、ハインケス監督との握手を拒否して無表情でピッチを去った。

 スペイン紙「AS」によると、ハインケス監督はこの試合後「ゴールスコアラーはわがままだ、それは私自身も分かっている。常にゴールを決めることを中心に考えている。現役時代に自分がスコアラーだった時、交代させられるのは面白くなかった。彼(レバンドフスキ)もリーグ30得点目を挙げたかったのだろう」と一定の理解を示しつつも、「彼がピッチを去った時の態度はまったく笑えなかった。なぜなら監督はこの私。他の誰でもないからだ」と続けた。だが、すでに本人と話をして終わったこととしていた。

 しかし、チームメイトのボアテングは8日にこの件に言及。「前にも言ったように、選手は時々感情的になる時がある。きっと、レバンドフスキもあと1ゴールか2ゴール決めたかったのだろう。しかし、監督に(決断をする)責任があるのは当然のことで、彼(ハインケス監督)が絶対なるボスだ」と、厳しい言葉を発した。

 レバンドフスキは今季リーグ戦29ゴールを記録。2位のニルス・ペーターゼン(フライブルク)とは14ゴールの大差をつけ得点ランキングトップに立っており、2年ぶり3度目のブンデス得点王をほぼ手中に収めている。その一方で今夏の去就問題に揺れるなど、ロシア・ワールドカップで日本代表の前に立ちはだかるポーランド代表のエースは、ここにきてピッチ外で注目を浴びる存在となっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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