最強都市マドリード!? レアルとアトレチコ、CL&ELで24年ぶり欧州ダブル制圧王手
レアルとアトレチコがCLとELで決勝進出、過去唯一“欧州W制覇”を実現したのは…
ヨーロッパサッカーで最強都市は、マドリードだ――。そんな印象を確固たるものにする時が近づいている。レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードはそれぞれUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)で決勝進出を果たしたなか、両者が各大会で優勝を果たせば24年ぶりとなる“同都市の欧州ダブル制圧”が実現するとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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レアルはCL決勝トーナメント、1回戦でパリ・サンジェルマン、準々決勝でユベントス、そして準決勝ではバイエルンと各国王者を次々と撃破。前人未到の同大会3連覇へ邁進している。一方のアトレチコはCLこそグループステージ3位で敗退となったものの、ELに回って順調に勝ち進み、アーセナルとの準決勝では合計スコア2-1で勝利。今季限りでの退任が決まっているアーセン・ベンゲル監督に引導を渡す形となった。
ヨーロッパ各国を舞台に戦う両大会で好成績を残しているレアルとアトレチコだが、もしともに優勝となれば、同都市のクラブがUEFA主催のクラブ大会を制圧となる。これは同紙によると史上2度目の快挙となるという。
この快挙が唯一実現したのは24年前、1994年のこと。その都市とはイタリアのミラノだ。まずはCLを制覇したのは、90年代前半にかけて王朝を築いたACミラン。アテネの地で当時“ドリームチーム”と評されたバルセロナを機能不全に陥らせ、4-0の圧勝を飾った。一方、ELの前進であるUEFAカップでは、当時FWデニス・ベルカンプらを擁したインテルがザルツブルクを合計スコア2-0で下して優勝を果たしたのだ。
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