レアルDFマルセロ、“幻のPK”騒動に言及 「手に当たっていないと言ったら嘘つき」
CL準決勝バイエルン戦でキミッヒのクロスは手に当たったのか? 「ボールは当たっていたよ」
レアル・マドリードとバイエルンが激突したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝は、2戦合計スコア4-3でレアルに軍配が上がった。2-2の引き分けに終わった現地時間1日の第2戦、ペナルティーエリア内右端でレアルのブラジル代表DFマルセロの手にボールが当たったにもかかわらずPK判定とならず、バイエルンの選手が猛抗議する事態となったが、当事者のマルセロは試合後、「僕が手に当たっていないと言ったら、嘘つきになってしまう」とボールが手にヒットした事実を認めた。
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レアルは前半3分に先制を許すも、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの2ゴールで逆転。後半18分にバイエルンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに同点弾を食らって勝利こそ逃したが、2戦合計スコア4-3で前人未到のCL3連覇に王手をかけた。
議論を呼んでいるのは、前半終了間際のシーン。バイエルンのドイツ代表DFヨシュア・キミッヒがペナルティーエリア右端からクロスを上げた際、マルセロの手に当たったかに見えたが、ジュネイト・チャキル主審はコーナーを命じた。FKでもPKでもなくCKとなった判定にキミッヒが猛抗議するも、判定が覆ることはなかった。
バイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングは自身のツイッターに、「ペナルティーなし?!? ウソだろ…」とボールが手に当たった決定的瞬間を捉えた写真を投稿したが、当事者であるマルセロも試合後にミックスゾーンで“事実”を認めている。
「ボールは僕の手に当たっていたよ」
「PKだったと思うか?」という記者の問いには、「ペナルティーエリア内でのハンドはPKだ」と切り出し、言葉を続けた。