モウリーニョ監督が力説 プレゼンテーションでライバルを一蹴

「バスも買う」チェルシーの盤石な優勝

 そして、最後に口にしたクラブが、今季チャンピオンに輝いたブルーカラーのチームだった。
「最後のチームは、一般的なルールで戦い抜くことを望み、勝つた めに相手より1点多くとることに死力を尽くすべきだということを知っていた。勝つためには相手よりも多く得点を奪うか、奪った得点を失点せずに守り切るかのどちらかを選ぶことになる。彼らは両方の戦い方を使い分けて前進した。だから、時にはバスを買う必要もあったのさ」
 モウリーニョ監督が、起用する守備的な戦術は、国内から「ゴール前にバスを置いている」と野次られることも少なくなかった。実際、リーグでは最少失点を記録し、チャンピオンの座を手繰り寄せた。そのようなゲームを捨てる手段も優勝する上で不可欠なものであったことを「スペシャル・ワン」は力説していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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