ミランが韓国代表MFキ・ソンヨン獲得から撤退 新たにエバートンが新候補に浮上か

ACミランは、目指していたスウォンジーの韓国代表MFキ・ソンヨン獲得を見送ったという【写真:Getty Images】
ACミランは、目指していたスウォンジーの韓国代表MFキ・ソンヨン獲得を見送ったという【写真:Getty Images】

契約満了でのゼロ円移籍を目論むも、交渉の最終段階に進めることを見送る

 イタリアの名門ACミランは、目指していたスウォンジーの韓国代表MFキ・ソンヨン獲得を見送ったという。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 ミランは今季限りでスウォンジーとの契約が切れるキ・ソンヨンを補強の候補に挙げているとされてきたが、交渉の最終段階に進めることを見送ったようだ。ミランは同様にアーセナルと契約満了になるイングランド代表MFジャック・ウィルシャーの獲得も狙っているが、こちらも5月中旬に欧州サッカー連盟(UEFA)から下されるファイナルシャル・フェアプレーへの判定結果を待つことになるという。

 同メディアは、ミランがキ・ソンヨンとの交渉を打ち切ったのと同時に、エバートンが新たに獲得を目指す候補として浮上しているとも報じている。

 ミランは昨季終盤に中国資本に株式を売却して今季を戦ったが、開幕前に2億ユーロ(約266億円)級の大補強に踏み切ったにもかかわらず、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性が消えた。それにより、財政難が訪れて主力選手の売却を迫られる可能性が指摘されている。

 ミランは2014年1月に日本代表FW本田圭佑(現パチューカ)を獲得した際と同様の、アジア人のゼロ円獲得を目論んでいるとされてきたが、方向転換を余儀なくされた模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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