アジア連覇…「強いなでしこ」が復活! 国内外から称賛の嵐「スゲー」「最強」
アジア杯決勝で豪州を撃破した日本、一時期の苦難を経て再びアジアの頂点に
なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間20日、2019年女子ワールドカップ予選を兼ねたAFC女子アジアカップ決勝でオーストラリアを1-0で破り、見事に大会連覇を飾った。アジアの頂点に立った日本に、国内外のファンから称賛の声が届いている。
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グループリーグ最終戦で1-1と引き分けた日本とオーストラリアは、決勝の舞台で再び相まみえた。序盤から相手に押し込まれる場面が続いた日本だが、GK山下杏也加(日テレ・ベレーザ)を中心に耐え凌ぐと、0-0で迎えた後半39分に途中出場のFW横山久美(フランクフルト)が鮮やかな一撃を叩き込む。これが決勝弾となり、1-0と勝利した日本が大会連覇を果たした。
なでしこジャパンの公式ツイッターが勝利を速報すると、返信欄はもはやお祭り騒ぎ。「凄い!」「おめでとう!次は世界一へ!」「高倉監督バンザイ」「最高の試合でした」という声が上がった。2011年の女子W杯を制して世界一に輝いた日本だが、2016年のリオデジャネイロ五輪の出場を逃すなど近年は苦戦。だが今大会では再び強さを誇示し、「なでしこらしい粘り強さ」「強いなでしこが戻ってきた感じ」と称賛のコメントも並んだ。
AFC公式YouTubeチャンネルで決勝のハイライト映像が公開されると、海外ファンからも英語や中国語、タイ語やインドネシア語などでコメントが届き、「日本スゲー」「オメデトウ」「アジア最強」「優勝に値する」など日本を称える声が溢れた。
また日本とオーストラリアは、かつて男子アジアカップ決勝でも激突。延長戦後半、FW李忠成(当時サンフレッチェ広島/現・浦和レッズ)の鮮やかなボレーで日本が1-0と勝利し、アジア制覇を成し遂げたが、海外のファンは「この試合は2011年のアジアカップ決勝を思い出させた」と記している。
大会連覇を成し遂げたなでしこジャパンの戦いぶりは、国内外のファンを心酔させたようだ。