浦和を危機から救った大槻監督、“強面”采配の真意  「何かスイッチを入れたかった」

大槻監督は、札幌戦がラストゲームとなる【写真:Football ZONE web】
大槻監督は、札幌戦がラストゲームとなる【写真:Football ZONE web】

“暫定政権”ラストマッチ ペトロヴィッチ監督率いる札幌相手に無敗を貫けるか

 浦和レッズは19日にオズワルド・オリヴェイラ新監督の就任を発表。堀孝史監督との契約を解除後、チームを暫定的に率いていた大槻毅監督は、21日のJ1リーグ第9節北海道コンサドーレ札幌戦がラストゲームになる。ベンチからピッチを見渡す鋭い眼光や風貌も話題になったが、「自分でも何かスイッチを入れたかった」と、その真意を語った。

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 浦和は4月1日の第5節ジュビロ磐田戦に1-2で敗れると、翌日に堀監督の契約解除とユースチームの監督も務めていた大槻育成ダイレクターの暫定監督就任を発表した。その初采配となった4日のルヴァン杯サンフレッチェ広島戦(0-0)では、大槻監督のオールバックのヘアスタイルとスーツをバシッと着こなす風貌が話題に。それ以来、浦和サポーターの間ではインターネット上で大きな反響を呼び、「アウトレイジ」や「組長」というワードも駆け巡っていた。

 そうした状況について大槻監督に尋ねると、「僕は見た目で判断するのは好きでないですけど」としつつ、その真意をこう語っている。

「同じサッカーの仕事でもカテゴリーが違って、日本のトップのところでやるとなった時に、自分自身も一緒じゃダメだ、何かスイッチを入れなければ、と。見た目というのは非常に重要だと思っているし、クラブの代表として、顔として仕事をする時に、何かのスイッチを入れたいという意図はありました。それが独り歩きした部分はありますけどね(苦笑)」

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