ファルカオ、モナコへの復帰が決定 マンU買い取りOP行使せず

注目集まる決断

 マンチェスター・ユナイテッドは24日、1年間の期限付きで加入していたコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが所属元のASモナコに復帰すると発表した。
 ファルカオは、昨夏の移籍マーケット最終日、滑り込みでユナイテッド加入が決定。イングランド代表FWウェイン・ルーニー、オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーらとともに強力な攻撃陣を形成することを期待されていた
 しかし、ふたを開けてみれば、29歳のコロンビア代表は“赤い悪魔”の一員として計29試合の出場したが、わずかに4得点。2014年のブラジル・ワールドカップ欠場の原因にもなったひざの負傷からコンデ ィションが上がらず、期待された活躍を見せることはできなかった。
 ユナイテッドは公式ウェブサイトを通じ、ファルカオの買い取りオプションを行使せず、モナコへと復帰すると発表した。そこでは、指揮官ルイス・ファン・ハールから選手へ向けたメッセージも伝えられている。
「ファルカオは最高のプロフェッショナルであり、一人の人間としても素晴らしい。私やクラブのみんなの為に尽力してくれた。彼の将来が素晴らしいものとなるよう祈っている」
 “エル・ティグレ”(虎)の愛称を持つストライカーも決して老け込む年齢ではない。フランスでの再出発か、それとも新たな挑戦か。選手の決断に注目が集まりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文  text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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