なでしこJ、中国に貫禄勝利 現地メディア感服「明らかに強かった」「一流レベル」

アジア杯準決勝で日本が中国を3-1撃破【写真:Getty Images】
アジア杯準決勝で日本が中国を3-1撃破【写真:Getty Images】

アジア杯準決勝で日本が中国を3-1撃破 中国メディア「勝利は正当なものだった」

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間17日、来年の女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたAFCアジアカップ準決勝で中国と対戦し、FW岩渕真奈の先制弾と途中出場のFW横山久美の2ゴールで3-1と勝利。「日本は明らかに中国より強かった」「一流レベル」と中国メディア「シナ・スポーツ」が称賛している。

 アジア杯B組を2位で通過し、W杯への出場権を手にした日本にとって、残る目標は大会連覇。準決勝の中国戦ではグループリーグ最終節オーストラリア戦(1-1)から5人のスタメンを入れ替え、システムも4-2-3-1に変更して臨んだ。

 序盤は互角の展開となるも、前半39分に日本が均衡を破る。ペナルティーエリア右でボールを受けたFW岩渕がドリブルで打開し、豪快な一撃で先制ゴールを奪う。後半に入るとじりじり日本が押し込でチャンスを創出。すると後半39分、途中出場のFW横山久美がペナルティーエリア左から鮮やかなシュートを決めて追加点を奪うと、同43分には横山がPKを沈めてリードを広げる。その後にPKを献上して失点するも、日本は3-1と危なげなく勝利を収めた。

「ボールコントロールの観点から、日本は明らかに中国より強かった」と伝えたのは中国メディア「シナ・スポーツ」だ。日本がテクニック面で上回っていたと指摘し、「勝利は正当なものだった」と敗北を受け入れている。そのうえで「一流レベルで、現在の中国よりも強い」と脱帽したようだ。

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