イタリア化が進むミラン 本田は定位置を約束か!?

名物会長が指令

 ACミランの日本代表FW本田佳佑は来季、わずか3人に限定されそうなクラブの外国籍選手枠に生き残る可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は、2年連続で欧州のカップ戦出場権を失った名門で、来季のチームづくりに関してこんな指令を下しているという。
 記事では、「最初のベルルスコーニ会長の命令は、若く、イタリア代表に入る選手たちの集結。イタリアの魂を培うこと、アンチェロッティ監督がミランをヨーロッパの先端に連れて行った時のように」と伝えられた。
 元イタリア首相は、イタ リア代表選手でチームをつくりたいという希望を常々口にしていた。来季はその方針を推し進める様子だ。その中でも、来季ポストが保証された外国籍選手が3人いるという。
「このミランに残る3人の外国籍選手は、ディエゴ・ロペス、本田、メネズかもしれない。ディエゴ・ロペスは信頼できること、誠実さを保証した。本田はプロ意識の高さと、犠牲的精神をみせた。メネズはエゴが強いなりにも、多くの試合で爪痕を残した」
 今季、スーパーセーブを連発したスペイン人守護神ロペス。開幕直後に爆発し、戦術的な献身性を見せ続けた本田。今季16得点をたたき出したFWジェレミー・メネズの3選手は来季残留の可能性が高いという。
 イタリア人以外では、契約満了となるMFデヨング、エッシ ェン、ムンタリ、DFメクセスは退団確実。そして、DFラミ、サパタ、アレックスは移籍の可能性が高いようだ。期限付き移籍でチェルシーから獲得しているMFファン・ヒンケル、スソの若手の中盤は残留の可能性があるという。
 その一方、来季からジェノアMFベルトラッチ、パルマMFでアルゼンチンからイタリアに帰化したホセ・マウリを加え、イタリア人化を推進する。
 イタリア色を一層強める来季のミランで、外国人選手が次々と放出される中、本田は生き残ることになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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