足元にヘッドスライディング? ブラジル人MFの“ダイビング守備”に反響「クレイジー」

アトレチコMGのグスタボ・ブランコがヘッドスライディングで相手のドリブルを阻止【写真:Getty Images】
アトレチコMGのグスタボ・ブランコがヘッドスライディングで相手のドリブルを阻止【写真:Getty Images】

アトレチコMGのグスタボ・ブランコが“ヘッドスライディング”で相手のドリブルを阻止

 ブラジル1部リーグで漫画のようなワンシーンが飛び出した。ドリブルで駆け上がろうとする相手の足もとに、這いつくばるようにして頭からダイビング。見事にボールを弾き、突破を止めた気迫のプレーに、現地メディアは「ファンはヘッドスライディングに熱狂」と報じるなど話題を呼んでいる。

 現地時間15日のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第1戦、ヴァスコ・ダ・ガマ対アトレチコMG戦でそのシーンは訪れた。

 ヴァスコ・ダ・ガマのDFエンリケが左サイドでボールを奪ってドリブルを始めようとした瞬間、ピッチ中央側からアトレチコMGのMFグスタボ・ブランコがマークへ。足がもつれたのか、手をついてピッチに倒れてしまったが、諦めずにそのまま這いつくばるようにしてエンリケの足もとに頭を出してボールをヒット。顔面を地面に打ち付けながら弾いたボールはタッチラインを割り、相手の速攻を防いだ。

 まるでサッカー漫画のひとコマのようなプレーを、ブラジルメディア「TORCEDORES」は「アトレチコMGファンはグスタボ・ブランコのヘッドスライディングに熱狂」と題して特集。ブランコがダイビングする瞬間の写真を掲載するとともに、「恐怖心はないのか?」「ハハハ、クレイジーだな」「ブランコがグラウンドに頭を置いて、ボールを奪った」「そのプレーはゴールに値する」といったツイッター上のファンの反応を紹介している。

 ブランコは他にもベネズエラ代表MFロムロ・オテロのゴールを演出したが、試合終了間際にヴァスコ・ダ・ガマに2ゴールを許して逆転負け。勝利で自らの充実したパフォーマンスを祝うことができなかった。

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