日本に朗報! 元代表10番・香川真司が戦線復帰へ 独紙も期待「カガワが姿を見せた」

2月10日のハンブルガーSV戦で足首負傷した香川、3月の代表戦も未招集

 日本代表が揺れているなか元10番がついにピッチに戻ってきそうだ。ドルトムントのMF香川真司が現地時間10日のトレーニングに姿を現し、別メニューながらランニングする姿を披露した。ドイツ紙「ルールナハリヒテン」は「ダービーの準備、カガワが登場」と伝えている。

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 香川は2月10日のブンデスリーガ第22節ハンブルガーSV戦で足首を負傷し、それ以降は戦線から離脱。昨年11月の欧州遠征(ブラジル戦1-3、ベルギー戦0-1)に続き、3月のベルギー遠征(マリ戦1-1、ウクライナ戦1-2)でも代表戦で招集外となっていた。

 そんな日本人アタッカーについて「数週間ぶりにカガワが姿を見せた」とドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」が報道。ドルトムントは15日にリーグ第30節で敵地シャルケ戦に臨む。「ルールダービー」と言われる両者の試合に向けて香川が動き出したという。

 全体練習とは別に一人ランニングする形となった香川だが、「ダービーの準備、カガワが登場」と期待感を込めており、「日本人は2月中旬に足首の負傷で一時離脱も、チームのトレーニングに戻ってきた」と記している。

 香川が復帰に向けて動き出した一方、日本サッカー界には衝撃が走った。バヒド・ハリルホジッチ監督が電撃解任され、技術委員長だった西野朗氏が後任の座に就くことが決定。長年日本代表の10番を背負い続けた香川だが、昨年11月の欧州遠征でメンバー外となり、3月は怪我の影響も重なり再び招集外となった。

 その間、11月遠征ではMF乾貴士(エイバル)、3月遠征ではMF森岡亮太(アンデルレヒト)が日の丸の10番を背負っている。現時点ではW杯の最終メンバー23人入りも危ぶまれている日本代表の“元10番”だが、ようやく本格復帰に向けて大きな一歩を踏み出しており、日本代表にとっても朗報と言えそうだ。

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