なでしこJ、アジア杯日韓戦0-0ドロー 次節豪州戦に勝利でW杯出場権獲得へ

なでしこJ、アジア杯日韓戦0-0ドロー【写真:Getty Images】
なでしこJ、アジア杯日韓戦0-0ドロー【写真:Getty Images】

現体制初招集の川澄が右サイドハーフで先発、岩渕が鼻から出血するハプニングも発生

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は、勝利すれば来年の女子ワールドカップ(W杯)出場権獲得となる10日のAFCアジアカップ・グループリーグ第2戦韓国戦に臨み、スコアレスドローで終了。本大会への出場権は第3戦のオーストラリア戦へ持ち越しとなった。

 来年の女子W杯予選を兼ねたアジアカップで、日本は初戦ベトナム戦に4-0と勝利。勝利すればグループ2位以内での準決勝進出とW杯出場権獲得となる日韓戦で、高倉麻子監督体制で初招集となったMF川澄奈穂美を右サイドハーフでスタメン起用した。

 立ち上がりは一進一退の展開となったものの、日本が先にピンチを招く。韓国が前半8分、右サイドから背後に出したボールにINAC神戸でプレーするMFイ・ミナが抜け出したが、GK山下杏也加が飛び出してカットし、事なきを得た。

 その後も日本は敵陣に入りながらもシュートまで持ち込めず、韓国にはペナルティーエリア内まで侵入される苦しい時間が続いた。クリアボールを拾われてカウンターもままならないなか自陣に釘づけにされる展開となり、攻撃面でも崩しの前の段階で潰されてしまった。

 前半終了間際には接触プレーでFW岩渕真奈が鼻から出血するハプニングに見舞われ、一度ベンチで治療後にピッチに復帰。日本は最終ラインが集中を切らさずに無失点で耐え、前半は0-0で折り返した。

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