ペップがCL英国対決での“敵地洗礼”に苦言 リバプールサポーターの暴挙は「防ぐべき」
CL準々決勝の第1戦で0-3完敗のマンC 会場入り時の騒動で動揺があったと指揮官証言
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第1戦で、プレミアリーグ首位のマンチェスター・シティは敵地でリバプールに0-3で敗れた。試合前にリバプールサポーターがシティのバスを囲み、発煙筒などを投げつけられるトラブルが発生。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「警察は防ぐべきだった」「1年前にドルトムントに何か起きただろう」と不満を漏らしている。英公共放送「BBC」が報じた。
重要な第1戦でアウェーに乗り込んだシティ。前半12分にカウンターからエジプト代表FWモハメド・サラーに先制ゴールを許すと、その後も同21分にイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンの強烈なミドルシュート、同31分にサラーの折り返しからセネガル代表FWサディオ・マネのヘディングと立て続けに失点。欲しかったアウェーゴールは奪えずに、0-3で完敗した。
グアルディオラ監督は試合後、チームには試合前から動揺があったと語っている。
キックオフ前に敵地アンフィールドへ乗り込むシティのチームバスの元にはリバプールのサポーター群が押し寄せ、ブーイングとともに発煙筒や空き缶などが投げつけられる騒動が起きた。事前にサポーターエリアが設けられることは通達されていたようだが、それならばなぜしっかりとした対策がなされていなかったのかと、ペップは首を傾げた。
「警察はこうなることを知っていたならば、普通は防ごうとするべきだ。私はリバプールの人間からこのようなことをされるなんて全く予想していなかった」