原口元気、敗戦も“ポスト直撃シュート”で存在感 現地紙が高評価「チームでベスト」

ダルムシュタット戦でチーム最高評価を獲得した原口【写真:Getty Images】
ダルムシュタット戦でチーム最高評価を獲得した原口【写真:Getty Images】

後半1分にポスト直撃の一撃を放つなど攻撃を牽引するも、ダルムシュタットに敗戦

 日本代表選手二人を抱えるドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは、現地時間2日に敵地でダルムシュタットと対戦。チームは0-1で敗れたが、現地メディアの選手採点では「ハラグチがベスト」と日本代表FW原口元気がチーム最高評価を獲得した。

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 デュッセルドルフは原口が左サイド、FW宇佐美貴史を右サイドに配置してスタート。2部首位の地力を見せて試合を優勢に進めたが、前半38分に先制を許した。

 前半終了間際に相手が退場者を出し、後半も攻勢を仕掛けたデュッセルドルフだったが決定力を欠いた。原口も後半開始直後の1分にポスト直撃シュートを放つなど攻撃を牽引するも、ゴールネットを揺らすまでには至らなかった。

 そのまま1-0でダルムシュタットが勝利を収めた。原口はフル出場、宇佐美は後半29分で途中交代した。

 ドイツ紙「西ドイツ新聞」電子版による選手採点記事では、「ハラグチがデュッセルドルフのベスト」という見出しで紹介され、敗戦の中で今冬に加入した背番号25のアタッカーが最高評価の「2」を獲得した。

 寸評では「ハーフタイム前の時点ですでにフォルトゥナ最高の選手だった。後半開始直後にポスト直撃のシュートを放ったが、決まっていれば勝利に値していたはず」と称えられた。

 一方、宇佐美は振るわず「4.5点」。23節から26節までリーグ戦4試合連続ゴールを決めて絶好調だったこの男もダルムシュタット戦は沈黙した。

 敗れたデュッセルドルフだが勝点53で2位ニュルンベルクに6差をつけて首位をキープしている。

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