J1首位攻防戦で“疑惑の判定” 川崎の同点弾がオフサイドで取り消しもミスジャッジか

後半45分に長谷川が同点弾を決めるもオフサイド判定 しかし、実際は…(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
後半45分に長谷川が同点弾を決めるもオフサイド判定 しかし、実際は…(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

後半45分に長谷川が同点弾を決めるもオフサイド判定 しかし、実際は…

 Jリーグの首位攻防戦は、試合終盤のジャッジが明暗を分けた。川崎フロンターレがサンフレッチェ広島をホームに迎え撃ったゲームは、広島が1点リードして迎えた後半終了間際、川崎のMF長谷川竜也のゴールが疑惑の判定で取り消された。

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 広島は後半40分にコーナーキックからFWパトリックが先制ゴールを決めた。そのまま逃げ切りを図る広島に対し、ホームの川崎も猛攻を仕掛け、同45分に問題のシーンが訪れる。

 左サイドから上がったクロスに川崎FW小林悠が合わせようとしたが、広島DF水本裕貴もしっかりとマークについていた。クロスに二人で飛び込み、水本の頭に当たったボールはGK林卓人を直撃して跳ね返ると、ボールは倒れ込んだ水本に当たってこぼれ、最後は長谷川が押し込んだ。

 この時、副審はすぐにゴール判定をせず主審を呼んでプレーの確認を行った。そして、協議の結果、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 この一連のプレーで川崎の選手がボールを触ったのは左サイドからクロスを上げた場面と、長谷川が押し込んだ場面のみ。その間にゴール前を往復したボールは全て広島の選手に当たったものであり、オフサイドの反則に該当するシーンはなかった。東城穣レフェリーは、最初のクロスをヘディングした選手か、GKに当たって跳ね返ったボールに触れた選手を小林と判断して、オフサイドと判定した可能性が高い。

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