日本代表で“株を上げた人・下げた人”は? マリ戦出場全17選手「アピール度査定」

組み立ての課題浮上、ウクライナ戦で柴崎の起用が濃厚

 マリ戦に出場していない遠征メンバーは9人いる。GKは川島永嗣(メス)と東口順昭(ガンバ大阪)。DF陣では森重真人(FC東京)、車屋紳太郎(川崎)、植田直通(鹿島)と負傷を抱えている遠藤航(浦和)だ。そしてMF柴崎岳(ヘタフェ)に加え、FW陣が原口元気(デュッセルドルフ)、杉本健勇(C大阪)となっている。

 27日に仮想ポーランドのウクライナ戦が組まれている。未出場選手たちの一斉起用も考えられるが、マリ戦の内容に悲嘆しているハリルホジッチ監督は特定選手の“追試”に打って出るか。評価を高めた中島もその一人で、2戦連続のテスト起用もあるだろう。当然、マリ戦でアピール不足に終わった選手たちにも“追試”の機会は与えられそうだが、それがラストチャンスとなる可能性も秘めている。

 組み立ての課題が浮上したマリ戦を受けて、プレーメーカー柴崎は間違いなく起用されそうだ。ヘタフェで10番を背負う男は、このチャンスで自らの株を一気に高められるか。移籍で状況が好転し始めた原口、1年ぶりに代表復帰の森重を含めて注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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