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浦和新助っ人ナバウトが豪州代表デビュー CF起用も不発「厳しい仕事を与えられた」
ファン・マルバイク監督の初陣となったノルウェーとの親善試合で初出場初スタメン
J1浦和レッズに新加入したFWアンドリュー・ナバウトが、現地時間23日の国際親善試合ノルウェー戦でオーストラリア代表デビューを飾った。
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オーストラリアはロシア・ワールドカップ(W杯)出場権を獲得したアンジェ・ポステコグルー監督(現・横浜F・マリノス監督)がチームを離れ、かつてオランダ代表をW杯準優勝に導いたベルト・ファン・マルバイク監督が就任。初招集されたナバウトは背番号「11」を与えられ、指揮官の初陣で代表初出場初スタメンを果たした。
オーストラリア紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」のレポートでは、ナバウトは4-2-3-1システムの1トップでプレー。前半19分にMFジャクソン・アーバインが決めた先制ゴールにつながるコーナーキックを獲得する活躍を見せたものの、全体を通しては「非常に厳しい仕事を与えられた」と苦戦したと評価された。
ノルウェーの首都オスロで氷点下の中で行われたアウェーゲームで、オーストラリアは先制点を生かせずに前半のうちに同点ゴールを許すと、後半には3失点を喫して1-4で敗れた。ナバウトは2点ビハインドの後半22分に交代でピッチを後にしている。
ナバウトは浦和では左ウイングでの起用が見込まれるなか、代表チームでは1トップとしてプレー。浦和の1トップにはFW興梠慎三が絶対的なエースとして君臨しているが、今季リーグ戦ではまだゴールが生まれていない。
浦和のトレーニング合流後、「ここで良いプレーをして成長することが、代表としてワールドカップに出場する助けにもなるはずだ」と意気込むナバウトは、浦和でもセンターフォワードとして起用されるのか、それとも左サイドでプレーするのか。いずれにせよ、リーグ4戦未勝利で17位と不振にあえぐ昨季アジア王者にとっては、代表デビューでモチベーションを高めている新助っ人に、復活の起爆剤としての活躍を期待したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)