本田2アシストでMVPに インザーギ監督も絶賛「彼は最高に優秀だった」

 

背番号10が昨年9月以来のアシストでローマ撃破に貢献

 

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が9日のローマ戦で2アシストの活躍を見せ、2-1勝利に貢献。試合後はMVPに選ばれ、フィリッポ・インザーギ監督からも絶賛された。

 3試合連続で先発出場となった本田は前半40分に右足のクロスでMFファン・ヒンケルの先制点をアシストすると、後半14分にもタッチライン際から右足でクロスを挙げ、飛び込んだFWデストロがヘディングゴールを決めた。

 出場したリーグ戦で18試合連続でノーゴール、ノーアシストと沈黙が続いていた背番号「10」がようやく目覚めた。

「本田には先入観もあるが、今夜は最優秀だった。フィジカルなのか、連携のためか、本田の復調についてどう思うか?」

 記者会見でそう質問されたインザーギ監督は「本田は(1月のアジアカップで)残念ながらいなくなった。いいコンディションに戻すのが難しかったが、今日、本田の名前を上げることにする。彼は最高に優秀だった。他の選手もみんな優秀だったが、本田はみんなの模範になる。彼の持っている文化が素晴らしい。練習で、彼はいつもやる気に満ちていている。日々向上したいと励んでいる。こういう選手、こういうクオリティーからスタートしなければいけない」と答えた。

 指揮官は、昨年9月28日のチェゼーナ戦以来となるアシストで強豪撃破に貢献した背番号「10」を手放しで称えていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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