ドルトムント香川、シュテーガー体制での評価は? 独紙が監督の「信頼度」を分析

負傷離脱までの3得点3アシストの活躍に高評価「シュテーガーは信頼している」

 ドルトムントのMF香川真司は2月10日のリーグ第22節ハンブルガーSV戦で足首を負傷し、約1カ月間の戦線離脱を強いられている。しかし、負傷以前はペーター・シュテーガー監督体制全試合でスタメン出場を続けていた背番号23について、ドイツ紙「ルールナハリヒテン」は「シュテーガーは完全に信頼している」とその高評価に触れている。

 ドルトムントは昨年12月に成績不振からペーター・ボス前監督を更迭。前ケルンのシュテーガー監督を新指揮官に迎えて立て直しを図った。

 就任から約3カ月が経過したが、以降はリーグ戦では5勝4分と無敗をキープ。UEFAヨーロッパリーグもベスト16に駒を進めた。ボス監督の下では起用法が定まらなかった香川も、シュテーガー体制で公式戦8試合連続スタメンを果たすとともに、3得点3アシストを記録した。

 記事では、シュテーガー監督体制に変わってからの選手の立ち位置の変化について特集している。レギュラーポジションを与えられた香川についての寸評はポジティブなものだった。

「この日本人は本当に素晴らしい。シュテーガーは彼を信頼している。しかし、その後、足首の怪我で休養を強いられている」

 負傷離脱までの高いプレーパフォーマンスは結果が証明している。約1カ月間の離脱を経て、間もなく復帰が噂される香川。ドイツ代表FWマルコ・ロイスらが好調でポジション争いは以前よりも激化しているが、再びレギュラーポジションを確保したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


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