自陣スローインから“8秒”、“3タッチ”の電光石火弾! 「偉大なパス」と芸術クロスに喝采

メキシコのティグレスが30mスローインからゴール! ソサのアシストをファン称賛

 今季パチューカにFW本田圭佑が加入したことで、日本でも注目度が高まっているメキシコ1部のリーガMXだが、現地時間17日に行われたゲームで自陣のスローインからわずか3タッチで電光石火のゴールが決まり、話題となっている。

 舞台となったのは、UANLティグレスがホームにアトラスを迎え撃った一戦。前半32分にティグレスの元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックが先制点を決め、1-0で迎えた後半36分だった。

 自陣右サイドで相手ボールがラインを割ると、ティグレスの選手はゆっくりと歩いてボールを拾う。前線に視線を向けた瞬間、スペースを見つけたのかすぐさま渾身のスローインを送る。約30メートルのロングスローの先のスペースに走り込んでいたのは、FWイスマエル・ソサだった。

 2バウンド目でボールの勢いを殺さずに右足で前方へトラップすると、中央を一度ルックアップ。ゴール前に相手DFが一人しかおらず、逆サイドにジニャックが走り込んでいるのを確認すると、ソサは2タッチ目でインフロントでカーブをかけたクロスを供給。相手最終ラインとGKの間を通す絶妙なセンタリングは、ワンバウンドしてジニャックに通り、エースストライカーはこのボールをヘディングで合わせて、この日2点目のゴールを流し込んだ。

 自陣のスローインから3タッチ目、時間にしてわずか8秒の電光石火の一撃をリーガMX公式ツイッターが動画付きで伝えると、返信欄ではファンが「ゴラッソ!!」と反応。また、ティグレス公式ツイッターのゴール速報の返信欄には、「偉大なパス」と華麗なアシストを記録したソサを称える声も上がっていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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