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ゴール前1mからの目を疑うシュートミスに海外騒然 世紀の珍事に「今まで見た中で最悪」
AEKアテネのアラウージョが無人のゴールを前に、まさかのシュートミス
サッカーでは時に信じられないようなシーンに直面することがある。現地時間11日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第21節でも、観る者の目を疑うそんな珍事が生まれた。
主役となったのは、AEKアテネのアルゼンチン人FWセルヒオ・アラウージョだ。本拠地にアステラス・トリポリを迎えたゲームの前半13分、左サイドから上がったライナー性のクロスがクリアを試みた相手DFの足に当たってゴール前にフワリと上がる。ボールは飛び出していたGKの頭上を越えてゴール正面に走り込んでいたアラウージョの足もとへ。触らなくても、そのまま無人のゴールに吸い込まれそうな状況だったが、アルゼンチン人FWはワンバウンドしたボールに対してジャンプして右足で合わせにいく。
だが、勢い良くバウンドしたボールの下を捉えすぎたのか、ゴール前約1メートルでのシュートは思い切り良く蹴り上げる形となり、クロスバーを叩く。そしてボールは無情にもゴール内ではなくペナルティーエリア内に跳ね返り、起き上がった相手GKがキャッチした。
そして決定的なシーンで決められなかったアラウージョは、ゴールネットにもたれかかり、信じられないといった表情で両手で顔を覆った。