香川が負傷もドルトムントがハンブルガーに2-0勝利 バチュアイ2戦連発&ロイス8カ月ぶり復帰

中盤センターで先発の香川は後半に負傷交代、ゲッツェが昨年11月以来の今季2点目

 MF香川真司の所属するドルトムントは11日に本拠地で日本代表DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦。ベルギー代表FWミシー・バチュアイの2試合連続弾で2-0の勝利を収めたドルトムントが2連勝を飾った。中盤センターでスタメン出場した香川は後半17分に負傷で途中交代し、酒井は右ウイングバックでフル出場した。

 前節、バチュアイの鮮烈な2ゴールデビューで4試合ぶりの勝利を手にしていたドルトムント。この試合ではドイツ代表MFマルコ・ロイスが昨年5月27日に行われた2016-17シーズンのDFBポカール決勝フランクフルト戦(2-1)以来、約8カ月ぶりとなる実戦復帰を果たした。1トップの下にロイスが入り、その後ろで香川とドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルと並ぶような形の4-2-3-1で試合に臨んだ。

 前半は試合が動かず、均衡が破れたのは0-0で迎えた後半4分だった。ロイスからMFクリスチャン・プリシッチへとパスが渡って右サイドを崩すと、グラウンダーのクロスを走り込んだバチュアイが合わせてドルトムントが先制に成功した。

 復帰のロイスも絡んだプレーから、今冬の移籍市場でチェルシーから加入したバチュアイが2試合連続ゴール。2試合で4得点に絡む(3得点1アシスト)など強烈なインパクトを残した。

 良い形でリードを奪ったドルトムントだったが、同17分には足を痛めた香川がプレー続行不可能となり、MFマフムード・ダフードと途中交代するアクシデントが発生。ペーター・シュテーガー新監督になってから公式戦前8試合連続でスタメン出場していた香川が無念の負傷交代となった。

 ドルトムントはロイスに代わってドイツ代表MFマリオ・ゲッツェも2試合ぶりに戦列に復帰を果たした。すると後半アディショナルタイムにはFWアンドレ・シュールレのアシストからそのゲッツェが昨年11月のシャルケ戦(4-4)以来の今季2得点目をゲット。試合を決めた。

 守備陣も安定感を見せたドルトムントは昨年12月12日のマインツ戦(2-0)以来の完封勝利で2連勝となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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