「骨だけのよう」「子供みたい」 ガラタサライ副会長、長友佑都の“第一印象”を告白

センカル副会長は長年インテルでプレーした長友を評価「誰でもできることではない」

 日本代表DF長友佑都は今冬の移籍市場で、イタリアの名門インテルからトルコの強豪ガラタサライへ期限付き移籍を果たした。新戦力を獲得したアーメト・センカル副会長はクラブ公式TVで「子供みたいに見えるし、骨だけのように痩せているけど……」とその印象を語っている。

 長友は2011年1月の移籍市場でインテルに入団して7年間プレー。クラブ最古参としてチームを盛り上げたが、ガラタサライのファティフ・テリム監督が強く要望して移籍が実現したとされている。そうしたなか、クラブ幹部による長友の印象はまずは“外見”からだった。

「インテルで8年間(実際には7年間)プレーするのは誰でもできることではない。ただ、彼を(スタジアムの)高いところから観察していると、子供みたいに見えるし、骨だけのようにすごく痩せているんだ」

 センカル副会長は、身長170センチと欧州でプレーする強者たちの中では小柄な長友の風貌に言及。しかし、すぐに「だけど」と言葉をつなぎ、長友のアピールポイントも理解していることを口にした。

「彼が走り始めた時には、特別な何かを持っていると理解できる」

 驚異的な運動量でサイドを上下動する走力を、長友の“特殊能力”として見ているようだ。インテル時代は、エジプト代表FWモハメド・サラー(当時ローマ/現リバプール)らスピードスターに一歩も引かない動きでエースキラーとして奮闘。トルコの地でも、衰えない走力が道を切り開く切り札になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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