後半戦開始から3試合連続ドローと停滞

　しかし、勝ち越しゴールを奪ったのはフライブルクだった。同23分、相手陣内でトルコ代表MFヌリ・シャヒンのバックパスを奪ったペーターゼンが迷わずロングシュート。ドルトムントGKロマン・ビュルキの頭上を抜く絶妙な一撃で逆転に成功した。

　ドルトムントは終盤にスウェーデン代表FWアレクサンダル・イサクを投入し、2トップにして猛攻を仕掛けた。すると敗色濃厚だった試合終了間際の後半アディショナルタイム3分、FWアンドリー・ヤルモレンコのクロスが跳ね返されたこぼれ球をDFジェレミー・トルヤンが右足のボレーシュートを叩き込んで同点に追いついた。

　同点ゴールから程なくして試合終了のホイッスルとなった。6試合連続スタメン出場の香川が活躍したドルトムントだったが、年明けから3試合連続のドローとなった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images