ドルトムント、エースFWオーバメヤンの後釜確保へ!? コロンビア代表FWに白羽の矢

獲得を狙うのはサンプドリアFWサパタ、オファー予算は55億円

 MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、エースであるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの移籍報道が浮上するなか、すでに後釜の確保に動いているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が伝えた。

 ドルトムントが獲得を狙っているのは、サンプドリアのコロンビア人FWドゥバン・サパタだという。ナポリから昨夏に獲得したサパタは、今季リーグ15試合出場で6ゴール。26歳と最盛期に差し掛かり、186センチの長身も魅力の一つだ。

 ドルトムントはサパタ獲得の予算として4000万ユーロ(約55億円)を計上し、オーバメヤンの交渉が妥結次第で正式オファーを出す公算が高いとしている。そして、サンプドリアはこの金額のオファーであれば受け入れることが確実だという。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルとの交渉が進んでいるとされるオーバメヤンだが、ドルトムントにとっては代役確保の時間を考えれば交渉を引き延ばすのも得策ではない時期に差し掛かっている。再三の問題行動でクラブとの関係が悪化しているスピードスターの後釜は、イタリアで頭角を現しているコロンビア人ストライカーに託されることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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