ロジャース監督がソーシャルメディア上の差別に言及 「全て撲滅すべきだ」

現代社会が抱える新たな問題として

 プレミアの選手としては、バロテッリが最も差別的な投稿の犠牲者となっているが、クラブ別で最も差別的投稿の標的とされていたのはチェルシーでこの間約2万件。2番目に多かったのがリバプールで約19000件。3番目がアーセナルの約1万2000件となっている。それに続いてマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティーが約11000件で並んでいる。バロテッリだけでなく、リバプールも差別的投稿の標的にされているのだ。
現代社会と現代のフットボールでそういうことはあまりに多すぎる。我々は社会生活とプロスポーツの世界から差別を全て撲 滅する必要がある。全ての組織が取り組み、手助けすべきだ。我々全員にその責任がある」 
 ロジャース監督は、そう言って差別撲滅を力強く訴えた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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