サッカー界の“異色のセカンドキャリア”に中田英寿も登場 「秘密の生活」と海外注目

プロ選手の誰もが歩む“第2の人生” ウェアは政治家として活動し、次期大統領に決定

 どんなに輝かしい成績を残した選手であっても、プロキャリアにはいつか終わりが訪れるものだ。そして、引退後に歩む“第2の人生”も十人十色である。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、そんなサッカー選手の引退後の姿にフォーカス。元日本代表MF中田英寿も取り上げられている。

「引退したサッカー選手の秘密の生活」と題した記事では、引退した名選手たちの“今”に言及。コーチや監督になって現場でサッカーに携わる、あるいは解説業などを中心としたメディアの世界に進むのが主流となるなか、異色の経歴を持った男たちを紹介している。

 最初に登場するのは、ACミランやパリ・サンジェルマン(PSG)で活躍し、“リベリアの怪人”と呼ばれた元リベリア代表FWジョージ・ウェアだ。現役時代から内戦で傷ついた祖国のためにユニセフ親善大使を務めていたが、引退後は政治家として活動。昨年12月に行われた大統領選挙に当選し、今月下旬には次期大統領となることが決まっている。

 同じく政治的な活動を行っているのが、元フランス代表DFリリアン・テュラムと元ブラジル代表FWロナウドの二人。前者は人種差別撲滅に対する活動を行っており、後者は2000年から国連開発計画(UNDP)の親善大使を務めている。ちなみに、ロナウドは北米サッカーリーグ(NASL/米2部)のフォートローダーデイル・ストライカーズの共同オーナーも務めている。

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